楽天モバイルの日本メーカースマホ・海外スマホのおすすめはこれ

MVNO登場当時は海外メーカーか中古のスマホだけしか選択肢がなかった

MVNOが登場した当初、使用できるスマホはSIMロックフリーの海外メーカーのスマホか、ドコモの中古スマホ(白ロム)しか選択肢がありませんでした。

国内メーカーのスマホはドコモ、au、ソフトバンク各社の発注でスマホを作成するため、発注元以外の携帯電話会社のSIMでは使用不可能にするためにSIMロックがかけられています。

MVNOの市場規模も小さかったこともあり、わざわざSIMロックフリーのスマホを国内メーカーが製作することはなく、国産のスマホをMVNOで使用する際にはドコモの中古スマホを使うしかありませんでした。

2015年ほどから格安SIM・格安スマホのMVNOが注目を集めまして、今は日本製のSIMフリースマホが出始めています。

格安SIM・格安スマホの認知度が上がり、MVNOが急成長をし始めた2016年以降は、楽天モバイルをはじめいくつかのMVNOで新品の日本製のSIMフリースマホがラインナップに入るようになりました。

2016年のおすすめSIMフリースマホは日本製のarrows M03

2016年現在、楽天モバイルでは海外メーカー製のスマホの数が多く、日本製スマホとしてはシャープ製「AQUOSシリーズ」と富士通製「arrowsシリーズ」、SONY製「Xperiaシリーズ」の3機種のみとなっています。

製品群を占める割合やキャンペーンの多さから、海外製スマホが優位でオススメの印象を受けますが、私としましては日本製(国産)スマホのarrows M03をおすすめします。

理由として2点ありまして、1点目は信頼性と使いやすさです。
一般的にも言われていますように日本製は高い品質を維持しており、スマホの信頼性があります。

また「ガラケー・ガラスマ」という言葉があるように、日本の携帯電話やスマホなどモバイル機器は海外とは違い独自の機能を搭載しています。
ガラパゴス機能の一例としましては、「防水」、「おサイフケータイ(FeliCa)」、「テレビ視聴(ワンセグ・フルセグ)」などです。

往々にしてそれらのガラパゴス機能は日本人にとっては使いやすさに繋がり、人によっては必須の機能といえるかもしれません。

グローバル化で世界を市場とする海外製スマホは、日本人だけにターゲットを合わせたガラパゴス機能は搭載されておらず、特にドコモ、au、ソフトバンクなどの大手携帯電話3社からMNPする方にとっては違和感と使い難さを感じるかもしれません。


2点目はコストパフォーマンスです。
海外メーカーのスマホはガラパゴス機能を搭載していない分、他の部分で差別化を図る必要があります。
スマホのスペックを落としての低価格路線か、カメラ機能を強化したり処理速度の強化(最新CPUの搭載)などのハイスペック・高価格路線と両極端であり、バランスの良いスマホが少ないように思えます。

その中で性能・機能とスマホ料金とのバランスが一番取れているのは、富士通製の「arrows M03」だと感じます。

性能も価格帯も一番需要のあるミドルレンジを対象にしていまして、初心者からある程度のヘビーユーザーも取り込んだ、幅広い層に対応しています。
もちろんガラパゴス機能の「防水」、「おサイフケータイ(FeliCa)」の対応はもちろんのこと、arrows M03からは「テレビ視聴(ワンセグ・フルセグ)」機能も追加されました。

私はドコモ時代には8万円台のハイスペックスマホを使用していましたが、arrowsに変えてからは逆に快適だと感じるほどです。
2年も経ちましたので技術的な進歩と、あとはドコモ、au、ソフトバンクなどの大手携帯電話3社が入れているOSに食い込むような独自機能が入っていないからだと思います。

ドコモですとSPモードやアンインストールできない独自のアプリを多数搭載していますので、スマホのハードスペックが高くてもソフトウェアの負荷によって遅くなっていると推測できます。

現に富士通製の前機種であるarrows M02はかなりのユーザーに選ばれており、売上げも想定外の伸びを示していました。
その証拠としまして、2016年のSIMフリー端末分野　最優秀賞を受賞しています。

後継機のarrows M03も人気機種になると思います。

ASUS ZenFoneシリーズが定期的に半額など大幅値引きをしているのに対し、arrows M03の値引きはかなり低いものとなっています。
逆を返しますと、arrows M03は値引きせずとも黙っていても売れるスマホと言えます。

購入する格安スマホで機能やスペック、デザインなどで「これだ」というものが見つからず悩むようでしたら、富士通製のarrows M03を選択すると間違いはないと思います。

■参考リンク：
楽天モバイル

国内メーカーにこだわらなければHUAWEI P9liteがおすすめのスマホ

国産や「防水」、「おサイフケータイ」といったガラパゴス機能にこだわらず、スマホ代を少しでも安くしたい方にはHUAWEI P9lite(ファーウェイ)がおすすめのスマホになります。

とにかくコストパフォーマンスが良いです。
arrows M03も含め、この価格帯の中では最も高性能なCPUを搭載しています。

しかも楽天モバイルでは現在キャンペーンを実施しており、通常32,379円(税込)のところ21,579円(税込)で販売しています。
これは新規契約だけでなく、既に楽天モバイルユーザーのスマホ買い増しにも適用されています。
※ただしキャンペーンですので期限があり、在庫がなくなった場合も適用外になります。

タイミングよく妻のドコモ時代に購入したスマホが壊れましたので、HUAWEI P9liteに機種変更しました。



HUAWEI P9liteのパッケージです。
化粧箱のような高級感のあるパッケージにちょっと驚きました。



HUAWEI P9liteのパッケージを開けたところです。

オプションとして「液晶保護フィルム」、「スマホケース」、「イヤホンマイク」が付属しているとあるのですが、液晶保護フィルムが見当たりません。
よくよく見ますと液晶保護フィルムは既にスマホに貼ってありました。

今までそのようなスマホは見たことがありません。
意外に液晶保護フィルムは気泡など貼るのが難しいですので、これは楽で感動しました。



スマホを取り出して下の中蓋を取りますと、充電器やイヤホンマイク、SIMピッカー(SIMスロットからSIMカードを抜くための器具)が入っています。



HUAWEI P9liteの裏面になります。
やや上部にありますボタンは指紋認証ボタンです。

以前私の使用していたARROWS NXにも指紋ロックは付いていまして、ロック機能の中ではダントツに便利です。
妻は初めての指紋ロックでしたが、便利で楽と好評でした。



スマホのサイズですが、arrows M03を含む国産のスマホは5.0インチモデルが主流です。
HUAWEI P9liteは5.2インチモデルと少し大きめです。

私の使用しているarrows RM02と比較した場合、それほど大きさは感じません。
ただ画面を見ますと、0.2インチの違いとはいえ違いが感じられました。

表示が大きくて見やすいです。

総合的なバランスを重視するのであればarrows M03、機能性を保ちつつコストを抑えたい場合はHUAWEI P9liteをおすすめします。

■参考リンク：
楽天モバイル
楽天カード
※楽天モバイルと楽天カードを組み合わせるとさらにお得に。

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